小児用肺炎球菌ワクチン
対象となる病気等について
肺炎球菌は乳幼児の鼻咽喉に存在する常在菌で、小児の細菌感染症の主な原因菌です。その種類は90種類以上に分類されますが、そのうちの7種類が重症感染症の80%を引き起こすと言われています。
日本の小児において、菌血症の72%、中耳炎の31.7%、細菌性髄膜炎の19.5%で肺炎球菌が原因になっているという報告があります。
対象者
生後2ヶ月以上5歳未満児
接種方法
接種開始時期により接種回数が下記のように変わります。
標準的な接種
生後2ヶ月から7ヶ月未満児
- 初回接種
27日以上の間隔で3回 - 追加接種
3回目の接種後60日以上の間隔をあけて1回
初回接種2回目を1歳までに、初回接種3回目を2歳までに接種しなかった場合は接種方法が変わるため、役場保健師までご相談ください。
標準的な接種の時期を逃した場合
- 生後7ヶ月以上12ヶ月未満児
- 初回接種
27日以上の間隔で2回 - 追加接種
生後12ヶ月以上で2回目の接種後60日以上の間隔をあけて1回
初回接種2回目を2歳までに接種しなかった場合は接種方法が変わるため、役場保健師までご相談ください。
- 初回接種
- 満1歳児
60日以上の間隔で2回 - 満2歳以上5歳未満児
1回
注意事項と副反応
副反応
主なものは、接種部位の赤み、腫れ、発熱です。これらの症状は接種後数日で治まります。もし、じんましん、呼吸困難、けいれんなど重い症状が出たり、気になる症状があるときは医師にご相談ください。
お問い合わせ
- 福祉課 健康介護グループ 電話:0152-77-8084
- 住民福祉課 福祉グループ 電話:0152-67-7113
この記事に関するお問い合わせ先
福祉課
〒099-2392 北海道網走郡大空町女満別西3条4丁目1番1号
・0152-77-8082(戸籍保険グループ)
・0152-77-8083(福祉グループ)
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更新日:2025年04月02日