小児用肺炎球菌ワクチン

更新日:2025年04月02日

対象となる病気等について

 肺炎球菌は乳幼児の鼻咽喉に存在する常在菌で、小児の細菌感染症の主な原因菌です。その種類は90種類以上に分類されますが、そのうちの7種類が重症感染症の80%を引き起こすと言われています。
 日本の小児において、菌血症の72%、中耳炎の31.7%、細菌性髄膜炎の19.5%で肺炎球菌が原因になっているという報告があります。

対象者

生後2ヶ月以上5歳未満児

接種方法

 接種開始時期により接種回数が下記のように変わります。

標準的な接種

生後2ヶ月から7ヶ月未満児

  • 初回接種
    27日以上の間隔で3回
  • 追加接種
    3回目の接種後60日以上の間隔をあけて1回
     初回接種2回目を1歳までに、初回接種3回目を2歳までに接種しなかった場合は接種方法が変わるため、役場保健師までご相談ください。

標準的な接種の時期を逃した場合

  1. 生後7ヶ月以上12ヶ月未満児
    • 初回接種
      27日以上の間隔で2回
    • 追加接種
      生後12ヶ月以上で2回目の接種後60日以上の間隔をあけて1回
       初回接種2回目を2歳までに接種しなかった場合は接種方法が変わるため、役場保健師までご相談ください。
  1. 満1歳児
    60日以上の間隔で2回
  2. 満2歳以上5歳未満児
    1回

注意事項と副反応

副反応

 主なものは、接種部位の赤み、腫れ、発熱です。これらの症状は接種後数日で治まります。もし、じんましん、呼吸困難、けいれんなど重い症状が出たり、気になる症状があるときは医師にご相談ください。

お問い合わせ

  • 福祉課 健康介護グループ 電話:0152-77-8084
  • 住民福祉課 福祉グループ 電話:0152-67-7113

この記事に関するお問い合わせ先

福祉課
〒099-2392 北海道網走郡大空町女満別西3条4丁目1番1号
・0152-77-8082(戸籍保険グループ)
・0152-77-8083(福祉グループ)
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