後発医薬品等について

更新日:2023年08月07日

慢性的に増大する医療費の3割は薬剤費が占めているといわれています。薬剤費の軽減を目的として厚生労働省では、安価で安心とされる後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を呼びかけています。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは?

医療機関で処方する薬には「先発医薬品」と「後発医薬品」の二種類があります。
先発医薬品は新薬ともよばれ、最初に開発、発売された薬で、開発した製薬会社のみが販売しています。先発医薬品には特許期間(20年~25年間)がありますが、特許期間が終わると他の製薬会社でも製造、販売できるようになります。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)はこうした特許期間終了後に先発医薬品と同等の効果のある成分でつくられた薬のことをいいます。品質や安全性について審査され、様々な基準を守って製造されています。研究費が少なくてすむため、先発医薬品よりも安い価格となっています。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)に変更したいときは?

 医師や歯科医師に変更できるかどうかの相談をしてみましょう。
保険証やお薬手帳にジェネリック医薬品希望シールを貼ってご活用ください。ジェネリック医薬品希望シールは大空町役場1階福祉課戸籍保険グループ及び東藻琴総合支所住民福祉課福祉グループにてお渡しいたしますので、ご利用ください。
薬の特徴や価格、変更後の注意点などの説明を受け、納得した上で処方してもらいましょう。

注意したいこと

すべての先発医薬品に後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるのではなく、先発医薬品しかない場合があります。
効果のある成分以外の添加物は異なる場合があり、ほかの薬などとの飲み合わせが変わってくることがあります。
医師や歯科医師が、症状や病状などから先発医薬品が適切であると判断した場合には後発医薬品(ジェネリック医薬品)に変更することはできません。また、医療機関からの処方せんにある「後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更不可」の欄に保険医のサインがある場合には変更することはできません。
わからないことはかかりつけの医師や歯科医師、薬剤師に相談しましょう。

リフィル処方箋について

リフィル処方箋とは、症状が安定している患者さんについて、医師が長期処方が可能と判断した場合に同じ薬を最大3回まで繰り返しもらえることができる処方箋です(投薬量に制限のある医薬品や湿布薬には利用できません)。

医療機関を受診する回数が少なくなり、通院負担を軽減できるメリットがあり、結果として医療費の抑制につながります。ご希望の場合は、かかりつけ医にご相談ください。

リフィル処方箋の使いかた

1回目は、通常の処方箋と同様に処方された日から4日以内に薬局で調剤してもらいます。調剤後に薬局からリフィル処方箋(原本)の返却がありますので、なくさないように保管します(コピー不可・原本のみ)。

2回目以降は、リフィル処方箋に書かれた調剤予定日の前後7日以内に薬局で調剤してもらいます。医療機関の受診がないため、症状の変化など気になることは薬剤師に相談してください。

継続的な薬学的管理指導を受けるため、同一薬局での調剤が推奨されています。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉課
〒099-2392 北海道網走郡大空町女満別西3条4丁目1番1号
・0152-77-8082(戸籍保険グループ)
・0152-77-8083(福祉グループ)
​​​​​​​・0152-77-8084(健康介護グループ)
・0152-74-2191(ファックス)
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