旧町村のまちづくり宣言

更新日:2023年03月31日

旧女満別町のまちづくり宣言「花と音楽の町」

 昭和60年(1985年)、従来の役場庁舎(役場職員の仕事場)の型を打ち破り、西欧都市のシティホールの機能に近寄ることができるタウンホール(議事堂文化ホール)の機能を持った、女満別町役場庁舎(現在の大空町役場庁舎)が完成しました。

 新庁舎で行われた最初の議会では、女満別町がジェット型新空港時代を迎えて、花の栽培や野菜の生産団地を目指す空港型農業への新しい動きや「オーケストラが来る町」に代表される活発な文化活動への取り組みをこれからの町づくりの中でさらに発展させるべく、議員提案により「花と音楽の町」宣言が議決されました。

 「花の町」「音楽の町」「花のように」「音楽のように」は、女満別町の新しい町づくりのテーマとなりました。

「花と音楽の町」宣言詳細

「花と音楽の町」宣言

 

私たちの町女満別は、美しい自然と細やかな人情に包まれた田園のまちです。

開拓以来、父祖は血と汗と涙をもって、豊かな農村を育て、併せて未来を託する子弟の教育・文化の創造に情熱を注ぎ、今日「農業と教育の町」と自負するに至っています。

私たちはこの町の気風に誇りを持ち、これを永遠に後世に伝承したいと思います。

いま、北網圏の交通の拠点としての空港の完成を見、北網圏の産業・経済・観光・芸術文化に寄与する新たな使命を担うことになりました。

こうした本町史上の特筆すべき節目に当たり、21世紀への飛躍を目指し、先人から受け継いだ「農業と教育の町」を一層凝縮して町づくりを推進するテーマとして住民の総意を、ここに「花と音楽の町」を宣言します。

 

昭和60年12月5日

女満別町議会

花と音楽の町の花について説明をしている4コマイラスト
オホーツク音楽セミナーについて説明をしている4コマイラスト

旧東藻琴村のまちづくり宣言「ノンキーランド」

 昭和57年(1982年)、東藻琴村はおおらかな村の自然と人情をイメージした村おこしを「ノンキーランド」とネーミングし、ノンキーランド宣言を行いました。

 ノンキーという言葉は、「のん気」と「心にカギ(キー)をかけない」という言葉を掛け合わせたもので、心をほっとさせ、のんびりすること、またその状態を表現しています。これは、地域CI(コーポレート・アイデンティティ)の先駆けとして各方面から注目を集めました。

 なお、ノンキーランド宣言は公式行事などで宣言されたものではないため、具体的にいつ宣言されたという明確な基準日が存在しません。

ノンキーランド宣言詳細

ノンキーランド宣言

 

 東もこと村は、すべての人が”ホッ”とした気持ちになる村「ノンキーランド」であることを、ここに宣言します。そして、ノンキーランドは次の3つを宣言します。

  1. ノンキーランドは美しい村。
  2. ノンキーランドは美味しい村。
  3. ノンキーランドは楽しい村。

 また、さらにノンキーランドの人々は、この村の自然のように大らかな気持ちで、すべての人たちを心から歓迎することをあわせて宣言します。

今も生き続けているノンキーランドについて説明をしている4コマイラスト
ノンキーランド宣言が制定された日について説明をしている4コマイラスト

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