明かりをともす道具

更新日:2023年03月31日

電気が普及していなかった時代の人たちは、夜にどのような道具で明かりをともしていたのでしょうか?
ここでは、そんな昔の照明器具をご紹介します。

アセチレンランプ

アセチレンランプについて説明をしている4コマイラスト

まめちしき

  • 炭化カルシウムは水に濡れただけで可燃性のアセチレンが発生して危険なので、乙種第三類危険物に指定されています。
  • 一般に、市販されている炭化カルシウムには不純物が含まれています。この不純物のため、市販されている炭化カルシウムの石は青い色をしており、発生したアセチレンを燃やすと独特の臭いを発します。
  • 余談ですが、手塚治虫のキャラのほうのアセチレン・ランプは、「鉄腕アトム」、「ブラックジャック」、「アドルフに告ぐ」などに登場します。ただし、いずれも登場場面は多くないので、根気よく探してみてください。

石油ランプ

石油ランプについて説明をしている4コマイラスト

まめちしき

  • 日本では単に「ランプ」と言うと石油ランプを意味することが多いですが、本来ランプという語は照明具全般を意味します。英語では石油ランプのことをkerosene lamp(灯油ランプ)と言います。
  • 日本では携行用ランプをカンテラと言いますが、これはオランダ語のkandelaar(英語のcandleに相当)に由来します。ただし、オランダ語のkandelaarはロウソクを意味する言葉で、石油ランプのことをkandelaarとは呼びません。

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