女満別湖畔

更新日:2023年03月31日

 網走国定公園に位置する網走湖女満別湖畔は「北海道景観百選」に選ばれたほど美しく自然豊かな湖です。四季を通じてその美しさは変わることなく、散策や季節ごとのレジャーをお楽しみいただけます。遊び疲れたら、湖畔の温泉で心ゆくまでおくつろぎください。

まだ葉のついていない木々の間にきれいな白い色の花が一面に咲いている様子の写真

 長い冬を越え、東オホーツクに春の訪れを告げる頃、湖畔では命の息吹が美しく咲き乱れます。
 雪解けの湖畔を歩いてみてください。日本一の規模を誇る「女満別湿生植物群落」では、水芭蕉群落を始め、たくさんの湿生の花たちをご覧いただけます。
 水芭蕉群落は、4月下旬から5月上旬が見頃。春の湖畔は散策に最適の場所です。

青空の下、湖面には何隻ものボートが浮かび、湖畔に多くの人々がレジャーシートを広げ、水着姿の子どもたちがたくさん遊んでいる様子の写真

 湖畔の緑がにぎわう夏。アオサギはコロニー(営巣地)をつくり、カワセミが水辺を飛び回ります。
 キャンプ場や野営場でのんびりと夏の夜を過ごしてみてはいかがですか。浅瀬ではしじみ採りを楽しめますし(但し今年度は中止となっています。)、湖上はカヌーやヨットでにぎわいます。
 夏の一大イベント「めまんべつ観光夏まつり」では水上花火大会やドラゴンボート競技会など湖畔ならではのイベントをお楽しみいただけます。

夕暮れのオレンジ色がほのかに反射する湖面を柔らかな波紋を広げながら優雅に泳ぐ白鳥6羽の写真

 短い夏が往き、湖畔が秋色に染まる頃、湖は「しらうお漁」の季節を迎えます。
 網走湖でとれる「しらうお」は非常に貴重で、味もとても繊細。おろし生姜を薬味にウズラの卵をからめて生で食べたり、かきあげにしたり湖の秋の味覚の一級品です。
 晩秋の湖畔では、白鳥が羽を休める姿をご覧いただけます。湖畔に冬が来る前の美しいひとときです。

透き通るような青空の下、地平線の彼方まで真っ白に雪が積もった網走湖の写真

 厳寒の冬、網走湖も一面の氷に覆われます。その氷の下を元気に泳ぎ回っているのが「わかさぎ」です。1月上旬から3月下旬にかけて、湖上では「氷上わかさぎ釣り」をお楽しみいただけます。澄み切った空気の中で楽しむ釣り、釣れたワカサギをその場で天ぷらで食べたら最高です。是非一度お試しください。
 また、凍った網走湖上では車のブレーキテストも行われています。

網走湖プチ雑学

 網走湖は二つの層を持つ特殊な湖。網走川を通じてオホーツク海に結ばれているため、湖の干満によって海水と河川水が入り込みます。海水と河川水は比重が違うため混ざり合うことはないので、上層は淡水層、下層は塩水層となっています。現在は水深7メートル前後にその境界があります。このような湖を「汽水湖」といいます。

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