網走刑務所との連携

更新日:2026年04月24日

網走刑務所との連携

住吉作業所写真

過去の住吉作業所

協定

包括連携協定

大空町の女満別住吉地区には大正13年頃に網走刑務所の農場「住吉作業所」が開設され、網走刑務所の職員と受刑者が泊り込みで作業を行い、米や野菜の生産や、林業などが行われていました。住吉作業所は地域の住民との関係も良好で昭和の時代には住吉作業所で収穫された農作物を分けたり、地元農家の農作業を受刑者が手伝うなどといった交流も行われ、いわゆる「里山」として機能することで、網走刑務所と地域は共生の関係を築き、ともに発展してきました。

この共生関係を現代においても明確にし、未来に向けてさらに発展させていくため、網走刑務所と大空町は、それぞれの持つ人的・物的資源を活用し、再犯防止及び地域活性化に向けた取組を推進することを目的として、令和2年3月に包括連携協定を締結し、さまざまな取組を行っています。

網走刑務所住吉作業所用地利活用事業

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事業開始直後の農園(令和3年)

農園

現在の農園(令和7年)

現在は網走刑務所の刑務作業で使われなくなった住吉作業所用地を町内の任意団体「大空町すみよし里山再生委員会」が使用許可を受け、再犯防止と地域活性化の取組を行うことを目的として令和3年度から同用地の開拓を行い利活用事業を行っています。

現在は「すみよしふれあい農園」を運営しており、モチキビ、ソバ、行者ニンニク、ブルーベリー、ハスカップの生育管理を行い、収穫した生産物については、加工して町内の道の駅や女満別空港の売店で販売しています。

地域活性化への取組

モチキビカレー

モチキビ入りのカレーライス(ふるさと給食)

植樹活動

果樹の植樹作業を実施

 

冬まつり

開発した特産品の販売

(都内大学生が実施)

すみよしふれあい農園で生産されたモチキビが「ふるさと給食(食育の観点から地域の食材を使用して作る給食)」の食材として採用され、提供しています。

また、すみよしふれあい農園を移住された方や移住を希望している方の農業体験の場として森林に囲まれた中での果樹植樹や除草などの農作業を行ったり、東京都内の大学生のフィールドワークの場として提供し、大学生と連携して住吉ふれあい農園の生産物を使った特産品開発などに取り組んでいます。

再犯防止への取組

もちきび

(左)収穫直後のモチキビ

(右)網走刑務所で選別後の特産品

更生保護女性会

更生保護女性会との収穫作業

すみよしふれあい農園で収穫されたモチキビの精穀、選別を網走刑務所の刑務作業に依頼し、網走刑務所の作業運営に寄与しています。

また、ブルーベリーやハスカップなどの収穫作業は、犯罪をした人の社会復帰を支える大空町更生保護女性会の活動と連携して行っています。

その他の取組

除草作業

空港通りの除草作業

全国矯正展

全国矯正展(東京都)への出展

ボランティアなどの社会貢献活動を通して受刑者の円滑な社会復帰につなげることを目的として、網走刑務所の受刑者の方に、「花いっぱい運動」で花を植えた道道女満別空港線沿いの花壇や街路樹の除草作業を行っていただくなどの取組を実施しています。

また、「社会を明るくする運動」の一環として法務省が主催する矯正展に出展し、住吉作業所利活用事業の紹介を行うとともに大空町の特産品を販売するなど、大空町の広報を行っています。

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