仕事で使う道具
昔は、どのような道具を使って仕事をしていたのでしょうか?
ここでは、そんな昔の仕事の道具をご紹介します。
2眼レフカメラ
まめちしき
- 1眼レフカメラも、同様の反射構造をもっています。こちらは、撮影用のレンズの映像をそのまま反射させてファインダーで覗く構造になっています。このため、1眼レフカメラでは覗いた画像と撮影された画像にズレがありません。
- 2眼レフカメラに使用するフィルムは中判フィルムと呼ばれるサイズで、一般的なフィルムカメラに用いられる35ミリフィルムとは異なります。このため、2眼レフカメラで撮影した写真は正方形に近い形をしています。
油絞り機
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- 圧搾法以外の搾油方法として、抽出法があります。これは、溶剤を用いて油を抽出したあと、蒸留してその溶剤を取り除くものです。大豆油のように圧搾法では搾油できない油も採取可能ですが、油の品質は圧搾法より劣ります。
- 圧搾法で搾油した菜種油かすにも油はまだ残っているので、油かすから抽出法で搾油することができます。このように圧搾法と抽出法を併用する方法は圧抽法と呼ばれます。
手回し計算機
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- 手回し計算機が計算を行う仕組みは、歯車を用いて筆算を行っているのだと考えれば、分かりやすいと思います。筆算で位が繰り上がるのを、上の位の歯車を1増回転させる動作にしているわけです。
- かけ算の計算手順を見ればわかると思いますが、たし算を繰り返すことでかけ算を行っています。つまり、2と3をかける計算を、2+2+2=6と計算しています。
- 割り算の計算も可能ですが、手順が煩雑のため説明を省略しました。
- 手回し計算機では、計算結果がマイナスになる計算はできません。
- 東藻琴生涯学習センター郷土資料室の実際に使用できる手回し計算機は、2階に用意しています。1階で展示しているものも使用できる状態ですが、こちらは展示用ですので触らないでください。
ハッカの蒸留
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- この写真にある蒸留機は、東藻琴ふるさと資料館に保管しています。これは1930年に田中篠松が開発した「田中式蒸留釜」と呼ばれるもので、かつては多くの町で使用されていました。ただし、各家庭で1台ずつ所有するようなものではなく、たいていは地域で共同所有していました。
- ハッカ精油をゆっくりと冷却すると、ハッカが結晶化します。これがハッカ脳です。ハッカ脳を抽出した残りの精油を生成したものがハッカ油です。
- 生涯学習センターの中庭(三世代交流広場)にあるハッカ蒸留機では、ハッカの蒸留体験を数年おきに実施しています。
養蜂箱
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- 木枠には、あらかじめ巣の土台を作っておきます。すると、ハチはその土台の上に巣を作ります。
- ハチミツを採取する際には、ハチに刺されないようにするため、巣箱に煙を通してハチの活動を押さえるほか、防護服を着用します。ハチを殺す必要は無いので、このハチがまた新しい巣を作ります。
- エベレスト(チョモランマ)世界初登頂に成功したエドモンド・ヒラリーは養蜂家でした。子供の頃から重い養蜂箱を背負って山道を歩く生活を続けたことで、登山に必要な体力が鍛えられたのです。
- 大空町でミツバチを飼う場合の届出先は、オホーツク総合振興局の畜産係です。
害獣駆除用罠
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- オスのイタチを捕獲した場合も、殺傷は禁止されているため、山奥などへ放す必要があります。
- 現在、トラバサミを狩猟目的で使用することはできません。学術研究や被害防止が目的の場合は、環境大臣の許可を受ければ使用できる場合があります。
- ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの捕獲には、特に規制はありません。しかし、バネ式ねずみとりはネズミの体が切断されることがあるため、現在は残酷だとして敬遠する人もいます。
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更新日:2023年03月31日