一般廃棄物焼却処理施設ダイオキシン類の測定結果について
日頃より町民の皆様には、廃棄物処理にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
大空町では毎年法令に基づき、一般廃棄物焼却処理施設に係るダイオキシン類濃度の測定を行っておりますが、本年度の検査において法律等で定める排出基準に一部項目(排ガス)で適合していない数値が検出されました。(昨年12月25日の検査結果で基準値を1ナノグラム(10億分の1グラム)超える数値を検出)
測定値が高くなった原因と思われるバーナー設備については、12月21日に修繕を完了しております。12月25日に再測定を実施し、本年1月18日の検査結果では、排出基準に適合する数値となりましたが、まだ数値が高い状況にあります。
測定場所 |
測定値 |
基準値 |
評価 |
---|---|---|---|
一般廃棄物焼却処理施設(上東) |
当初(12月25日) 11.0 |
10.0 |
基準を1ナノグラム超過 |
再検査(1月18日) 9.9 |
10.0 |
基準に適合 |
ng(ナノグラム)~10億分の1グラム、TEQ~毒性等量
このため、バーナー設備以外の排ガス処理設備について点検を行ったところ、消石灰ホッパー設備に動作の不具合が確認されたことから、1月24日までに修繕を完了しております。この修繕により更にダイオキシン類濃度の測定値が下がるものと考えており、今後試験的に焼却を行い再測定を実施する予定です。
ごみの焼却作業については、1月7日から停止しておりますが、ごみ収集は今後も通常どおり行ってまいります。収集した可燃ごみは施設内において一時堆積し保管しております。
今後、施設の安全性を確認するため試験的に焼却作業を行い、問題ないことが確認されましたら焼却作業を再開していくこととしております。
なお、今回の検査と同時期に測定している周辺地域の土壌分析結果については、例年同様ダイオキシン類の濃度は基準値を大きく下回っていました。
町民の皆様にはご心配とご不安を与えてしまうこととなり誠に申し訳ありませんでした。改めて法令等を遵守し、今まで以上に細心の注意を払い適正な施設の管理運営に努めてまいりますので、ご理解を賜りたくよろしくお願いいたします。
また、皆様への周知説明が遅れましたことに深くお詫び申し上げますとともに、適切な管理に努めることはもちろんですが、速やかに情報提供するよう改善してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
令和3年2月1日
大空町長 山下 英二
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更新日:2023年03月31日