○大空町妊産婦健康診査等交通費助成金交付要綱

令和2年6月19日

告示第51号

(目的)

第1条 この告示は、産婦人科医師の不足や地域偏在が問題となっている中、分娩可能な産科医療機関までの距離が遠く、妊産婦の心身両面の負担や経済的負担が大きいことから、健康診査や出産に係る交通費を支援することにより、安心して子どもを産むことができる環境づくりを推進することを目的とする。

(助成対象者)

第2条 助成金の交付の対象となる者は、次の各号のいずれにも該当する者とする。

(1) 大空町に住民登録のある妊産婦であること。

(2) 住民登録のある自宅から、医療機関に通って、妊産婦健康診査を受け、又は出産していること。ただし、里帰りしている場合は、里帰り先の居住地とする。

(3) 大空町が作成した支援プランに基づいた妊婦健康診査を受けていること。

(令6告示57・一部改正)

(対象経費)

第3条 この告示による助成金の交付の対象となる経費は、別表のとおりとする。

(助成金の交付申請等)

第4条 この告示による助成金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、助成金の対象となる医療機関への通院が全て終了した後、3月以内に大空町妊産婦健康診査等交通費助成金交付申請書(兼)請求書(様式第1号)に妊産婦健診及び出産の内容が記録された母子手帳の写し及び領収書を添えて、町長に提出しなければならない。

(令6告示57・一部改正)

(助成金の交付決定)

第5条 町長は、前条の申請を受理したときは、その内容を審査の上、助成金の交付の可否を決定し、大空町妊産婦健康診査等交通費助成金交付決定(却下)通知書(様式第2号)により申請者に通知するものとする。

(助成金の交付)

第6条 町長は、前条の規定による交付の決定をしたときは、速やかに申請者に助成金を支払うものとする。

(助成の取消し等)

第7条 町長は、申請者が次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、助成金の交付決定を取り消し、若しくは変更し、又は既に交付した助成金の全部若しくは一部の返還を命ずることができる。

(1) 虚偽の申請、その他不正行為によってこの告示による助成金の交付決定及び助成金の交付を受けたとき。

(2) この告示に違反したとき。

(その他)

第8条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、町長が定める。

この告示は、令和2年6月19日から施行し、令和2年4月1日から適用する。

(令和6年9月26日告示第57号)

この告示は、令和6年9月26日から施行し、令和6年4月1日から適用する。

別表(第3条関係)

(令6告示57・全改)

(1) 交通費

区分

助成対象経費

助成基準額

1 健康診査

妊産婦が、医療機関において健康診査を受けた時に要した交通費。





距離区分

助成単価

(片道)


25km未満

480円

25kmを超えて50kmまで

715円

50kmを超えて75kmまで

1,225円

75kmを超えて100kmまで

1,600円

100kmを超えて125kmまで

2,260円

(1) 自宅等から最寄りの分娩可能な医療機関までの距離に応じた区分とする。

(2) 健康診査については産前14回、産後1回を限度とする。

(3) 表の区分ごとに、助成対象経費の実支出額と助成基準額により算出した額と比較して少ない方の額を算定する。

2 出産準備

(1) 令和6年3月31日までに出産した妊婦

妊婦が、分娩可能な医療機関において出産した時に要した交通費。





距離区分

助成単価

(片道)


25km未満

480円

25kmを超えて50kmまで

715円

50kmを超えて75kmまで

1,225円

75kmを超えて100kmまで

1,600円

100kmを超えて125kmまで

2,260円

(1) 自宅等から最寄りの分娩可能な医療機関までの距離に応じた区分とする。

(2) 1回を限度とする。

(2) 令和6年4月1日以降に出産した妊婦





距離区分

助成単価

(片道)


25km未満

480円

25kmを超えて50kmまで

715円

(1) 1回を限度とする。

自宅等から最寄りの分娩可能な医療機関までの距離が50kmを超える。





区分


鉄道賃

・乗車賃及び急行料金。

・片道100kmを超える場合は、座席指定料金。ただし、全席指定の場合は、100km未満の場合も対象とする。

航空賃

・現に支払った運賃。

・座席に応じて旅客運賃の等級が区分されている便を利用する場合は最下級の区分に係る旅客運賃の額を限度とする。

車賃

・実費額による。ただし、自家用車を使用した場合は、1kmにつき37円。

(1) 1回を限度とする。

(2) 宿泊費

区分

助成対象経費

助成基準額

1 健康診査

離島に在住する妊産婦が、島外の医療機関において健康診査を受けた時に要した宿泊費。

1人1泊につき5,000円

(1) 1回につき1泊分とし、産前14回、産後1回を限度とする。

2 出産準備

(1) 令和6年3月31日までに出産した場合

離島又は最寄りの分娩可能な医療機関までの距離が50kmを超える自宅等に在住する妊婦が、分娩可能な医療機関において出産するために、直前の準備に要した宿泊費。

1人1泊につき5,000円

(1) 5泊分以内とし、対象期間中1回とする。

(2) 令和6年4月1日以降に出産した場合

離島又は最寄りの分娩可能な医療機関までの距離が50kmを超える自宅等に在住する妊婦が、分娩可能な医療機関において出産するために、直前の準備に要した宿泊費。

1人1泊につき宿泊先の区分に応じた下表の額による。





区分

甲地方

乙地方


金額

8,700円

7,600円

(1) 14泊分以内とし、対象期間中1回とする。

(2) 宿泊先の区分は、さいたま市、千葉市、東京都特別区、横浜市、川崎市、相模原市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、広島市、福岡市。

乙地方は甲地方以外の地域。

(令6告示57・全改)

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大空町妊産婦健康診査等交通費助成金交付要綱

令和2年6月19日 告示第51号

(令和6年9月26日施行)