○大空町債券運用指針
平成18年3月31日
要領第7号
1 債券の選択に係る判断の優先順位は、以下のとおりとする。
(1) 安全性
(2) 流動性担保の必要の度合い
(3) 利回り
2 リスクを最小限に抑えるため、次の方法をとる。
(1) 信用リスクの対応
ア 購入する債券は、国債等の元本償還が確実な債券とする。
イ 金融機関の選定については、大空町資金管理及び運用規程(平成18年大空町訓令第35号)第5条第6項各号を適用する。
(2) 債券価格変動リスクへの対応
当該債券の償還期間まで保有することを前提にした債券購入を原則とする。ただし、運用上有利と判断される場合は、期中売却ができるものとする。
(3) その他のリスクへの対応
金利変動リスク、流動性リスク等を回避するため、購入する債券は、新発債、既発債を問わず、残存期間が20年以内の債券とする。
3 債券の購入時及び満期又は期中売却時は、債券ごとに次の事項のうち、確定した事項を遅滞なく記録し保存する。
(1) 購入債券の名称
(2) 購入日及び購入価格
(3) 購入理由
(4) 運用期間
(5) 満期又は売却日
(6) 償還価格又は売却価格
(7) 受取利子の合計額
(8) 債券売却益
(9) 運用期間中の利回り
(10) 期中売却の場合、その理由
4 運用益は本指針に基づく市場運用の結果である。従って、期間を定めた運用益の目標は設定しない。
附則
この要領は、平成18年3月31日から施行する。
附則(令和3年2月25日要領第1号)
(施行期日)
1 この要領は、令和3年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この要領の施行の日の前までになされた手続きその他の行為は、この要領の相当規定によりなされたものとみなす。