東藻琴高校の概要
■学校について
校訓
『耕心(こうしん)』
花を育て 心を育てる。 花を育て 人を育てる。
教育目標
「地域の期待に応える産業人の育成」
- 社会人として相応しい教養と公正かつ適正な判断力を身につけさせる。
- 産業人として、必要な思考力や創造力を育成する。
- 将来の目標や課題に自ら取り組む、自主性のある人間を育成する。
- 地域産業の発展に寄与する、創造性のある人間を育成する。
- 豊かな郷土や健康な家庭を築く、協調性のある人間を育成する。
住所 |
北海道網走郡大空町東藻琴79番地 |
Tel |
0152-66-2061 |
FAX |
0152-63-5008 |
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HP |
東藻琴高等学校ホームページ(別ウィンドウで開きます) |
開設学科 |
定時制課程 生産科学科
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■教育活動の特色
花づくりをとおした人づくり 地域から学び、地域について学び、地域のために学ぶ
- 花づくりをとおして作物栽培技術の基礎を学ぶ(シクラメン等)。
- 体験的学習をとおして、働くことの喜びを体得し、最後までやりぬく態度を育む。
- 自然を愛し、他人を思いやる豊かな心を育む。
- コンピュータやバイオ技術、フードシステムなど、専門性の高い分野を学習する。
- 熊本県での農業実習(2年生)、沖縄県の視察見学(2年生)、 ニュージーランドでの農業実習(4年生)などをとおして、広い視野と国際性を育む。
■広い地域から通学する生徒
- 出身地域別生徒数 合計105名(男71名、女34名)[4年生1名]
大空町27名、小清水町1名、釧路市1名、網走市59名、北見市1名、美幌町8名、斜里町4名、千歳市1名、別海町1名、訓子府町1名、横浜1名 - 通学のための交通機関(無料)
- 町内スクールバス
- 高校専用スクールバス(JR藻琴駅⇔学校)
- 美幌女満別方面送迎バス
- 遠隔者のための寄宿舎(緑友寮)
収容人員60名(経費は、運営費と食費・灯油代の実費のみ)
■自らの力で自らの道を開く生徒の自主的活動
- 部活動(バレーボール部、弓道部、陸上競技部、野球部、テニス部、バスケットボール部)
- 全国定時制通信制野球大会(神宮球場)出場〔全道大会優勝〕(平成13年)(平成19年)
- 定体連全道大会出場(野球部、男子バレーボール部)
- 高体連全道大会出場(陸上競技部、柔道部)
- 農業クラブ活動(意見発表大会、実績発表大会、技術競技大会、ボランティア活動など)
- 全国農業クラブ大会(技術競技大会)優秀位入賞(平成13年)
■卒業生の進路状況
平成20年3月卒業[3年卒業13名、4年卒業1名]
- 進学
大学3名、専門学校2名、技術専門学院1名 - 就職
管内6名、道内(管外)1名、道外0名、その他1名
■地域産業の一翼を担う
ナチュラルチーズ(カマンベールチーズ、ゴーダチーズ等)
昭和54年から本校の生徒・教職員が乳製品の加工研究を開始し、昭和57年にナチュラルチーズ(カマンベールチーズ)を完成・商品化した。昭和58年度から村のチーズ工場が生産に着手し、東藻琴村(現大空町)の特産品となっている。(現在は、ひがしもこと乳酪館で販売中)
肉加工製品研究開発(ハム、ソーセージ、ベーコン等)
昭和59年からオリジナル製品の本格生産・販売を開始(即売会等の目玉品)。
先端技術教育への取り組み(花の栽培)
農業技術の高度化に対応し、バイオ技術や環境制御技術教育に取り組んでいる。生物工学実習室に加えて、平成5年度にコンピュータ制御温室が完成し、培養植物の順化育成、洋ランの増殖、トマト、カラーピーマンの水耕栽培の研究等を進めている。平成16年からは、「ヤーコン」の成長点培養も研究中。
■生徒の声
私たちの学校は明るく活気があり、みんな楽しそうにしています。私は、人と話すことが苦手で友達関係で悩んだり、友達の「ひと言」に傷ついたこともありました。そんな私は、綺麗なお花の前では不思議と素直に心を開くことが出来ました。好きな花に関することをたくさん知りたいと思いこの学校にきました。お花と一緒に、ゆっくりとしたリズムで毎日が過ぎていきます。時々の発見や収穫の時などでは感動が味わえます。とても自分に合っていて、この学校に来て本当に良かったと思っています。